オール電化(でんか)に切り替えよ(きりかえよ)う、と現実的(げんじつてき)に考え(かんがえ)がまとまった場合(ばあい)、予算(よさん)の準備(じゅんび)が必要(ひつよう)になってきます。そして、具体的(ぐたいてき)にいくらくらい予算(よさん)を立てれ(たてれ)ばよいかを検討(けんとう)するためには、見積もり(みつもり)が必要(ひつよう)です。でも、業者(ぎょうしゃ)に直接(ちょくせつ)見積もり(みつもり)を依頼(いらい)する前(まえ)に、どうしてもやっておきたいことがあります。それは、「情報(じょうほう)収集(しゅうしゅう)」です。オール電化(でんか)について、充分(じゅうぶん)に研究(けんきゅう)したから切り替える(きりかえる)ことにしたのに、今さら(いまさら)何(なに)を、と思っ(とおもっ)てしまいますよね。今度(こんど)はオール電化(でんか)についてではなく、具体的(ぐたいてき)な機器(きき)についての情報(じょうほう)収集(しゅうしゅう)です。そんなこと、プロである見積もり(みつもり)業者(ぎょうしゃ)に聞い(きい)たほうが早い(はやい)ようにも思い(おもい)ます。でも、業者(ぎょうしゃ)さんはその分野(ぶんや)のプロであると同時に(どうじに)売る(うる)分野(ぶんや)でもプロだということを忘れ(わすれ)てはいけません。本当(ほんとう)に親身(しんみ)になって、その人(そのひと)にあったものを良心的(りょうしんてき)な価格(かかく)で提供(ていきょう)してくれる業者(ぎょうしゃ)さんはたくさんいるでしょう。しかし、悲しい(かなしい)かな、現実(げんじつ)にはそうでない業者(ぎょうしゃ)もまた、たくさんいるのです。業者(ぎょうしゃ)選び(えらび)に失敗(しっぱい)したために、悲しい(かなしい)オール電化(でんか)生活(せいかつ)のスタートを切る(きる)ことにならないためにも、まず「お勉強(おべんきょう)」です。エコキュートの機種(きしゅ)はどれにするか？家族(かぞく)構成(こうせい)によって貯湯(ちょとう)量(りょう)は変わっ(かわっ)てくるでしょう。また、ライフスタイルによって、必要(ひつよう)な機能(きのう)も絞ら(しぼら)れてくるはずです。ＩＨクッキングヒーターはどうでしょう？オールメタル対応(たいおう)は必要(ひつよう)か、火力(かりょく)をどこまで求める(もとめる)か検討(けんとう)し、絞り込ん(しぼりこん)でおきましょう。ほかにも、床暖房(ゆかだんぼう)や太陽光発電(たいようこうはつでん)はどうするか、せめて必要(ひつよう)か否か(いなか)は決め(きめ)ておきましょう。ある程度(あるていど)方向性(ほうこうせい)を固め(かため)ておけば、悪い(わるい)業者(ぎょうしゃ)に引っかかる(ひっかかる)ことなく、自分(じぶん)の意思(いし)で選択(せんたく)できます。費用(ひよう)についても研究(けんきゅう)しておけばなおさらです。そこまでしておいてから、数社(すうしゃ)から相(そう)見積もり(みつもり)をとって業者(ぎょうしゃ)の選別(せんべつ)をしていきましょう。
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